Question 4
注)この画面は添削結果のイメージです。
渋谷まであと3つです。
We have three stops to Shibuya.
- これでは、渋谷が4つ目に解釈される可能性があります。
- このような場合には、"we have" とは言いません。"have
stops" というのは列車(や鉄道会社の人)に関わるものであり、乗客の私たちが言うことではありません。列車の運転手と車掌の会話であれば有り得ます。ここは、"we
have" を取り、数の誤解のない表現に直して "three more stops"
の方がよいでしょう。
Shibuya is the third stop.
- 厳密にいうと、"to" の後の数字は含まれません。"Nine to
five" と言った場合、実は5時は入らないのです。4時59分59秒999999......までということです。「お店が月曜から金曜日まで開いている」という時は日本語では金曜日も含まれますから、"Monday
to Friday" ではなく、"Monday through Friday" となります。
- 「私はここで降ります。」は、"This is my stop." と言います。便利な表現ですね。同じように、「あなたここで降りるんですよ。」というときも
"This is your stop." と言えばOKです。
- よく電車のなかで外国の方に降りる駅を教えようとして、"Get off!"
と言っているのを耳にすることがありますが、"Get off." と言うと、英語を母語とする人には、とても乱暴に「降りろ!」と言っているように聞こえますから気をつけましょう。
- "simple present"(現在時制)で言うと、その電車の概念的な説明になってしまうので、この場合は不適当です。英語での現在形は、現象など普遍的なことを言うときに使います。例えば、"The
sun rises in the east." (日は東から昇る)、または、"I getup
at seven in the morning." (私は毎朝7時に起きる)などです。簡単なようでよく間違えることなので、注意してください。
- "station" というのは、"building" のことです。つまり、物理的に存在する「駅」のことです。そこに駅が存在していても電車が停まるとは限りませんね。「あといくつ」というときは停まる駅を指していますので、"station"
ではなくて "stop" を使わなければなりません。
- 自分の乗っている電車についていうときは、未来形より "will be arriving"
と、進行形を使う方が普通です。進行形は、「ある時点においてそうなりつつある状態」を表します。この日本文の場合には、「駅を3つ通過した後渋谷駅に近づきつつある状態」なので進行形が適するわけです。
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