Question 5
注)この画面は添削結果のイメージです。
車を選ぶ際は、外観よりもむしろ性能を重視すべきだ。
When you buy a car, be careful about the performance than the style.
- "than" を使っているのに比較級がないので、文法的に間違いです。この文型で言うなら、"about
the performance" の前に "more" が必要です。
- "be careful" では重視するという意味にはなりません。"careful
about" を使うと "caution" という意味になってしまい、「これからやることに気をつける」という感じになります。例えば、"Be
careful about what you say to him." と言うと、「彼に対する言動については注意しろ」という意味です。
When you buy a car, put performance before appearance.
- 「性能」と「外観」はここでは一般的な概念ですから、無冠詞で使います。
- "come" を使って "performance comes before appearance."
とも言えますが、"come" は自動詞なのでこの英文は命令文にはできません。
- "should" についてコメントしておきます。
- 「すべき」というと自動的に "should"、または "had better"
を使うというのは間違いです。これは英和辞典の責任もあります。
- 英語の助動詞はとても強い意味になります。"should" とか "had
better" はほとんど脅迫に近い感じで、命にかかわることを相手に言う時くらいしか使いません。
- 普通は命令文でいいのです。雑誌の広告を見ると、全く助動詞を使っていません。"Call
now." "Buy now." "Order now." というように命令文で書かれているものが多いですね。もし、命令文が強い意味を持つとしたら、このように言うのはお客様に対して大変失礼なことになりますが、実際には失礼にはなりません。
- 逆に、"You should buy now." というととても押しつけがましくなります。助動詞を使うときは注意して使いましょう。
- "priority"(優先順位)を言うときは、"importance"
を使わなくても "come" でもっと簡単に表現できます。解説をよく読んでください。
- 「外観」という言葉として "style" を使う方がいますが、これでは
"way" の意味になってしまいます。"style" は外観という意味ではなく、その基本的な意味は、"manner
of doing anything" ということです。丸みを帯びているとか、角ばっているという外観(デザイン)を言うときには
"styling" を使いましょう。間違いやすいので注意してください。
- また、"looks" は確かに外観ですが、ここでは使えません。なぜなら、"looks"
という場合は人にしか使えないからです。
- 「車の性能」という意味では "ability" は使いません。"ability"
は、「人の能力」を言うときに使います。単数で使うと「才能」という概念になります。
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