前置詞・副詞
モノとモノとの位置関係を表す。
前置詞としてしか使わない語と副詞としても使う語があります。
- 前置詞としてしか使わない語
- at
- for
- from
- to
- 多くの前置詞は副詞としても使われます(日本人が分かりにくい部分です)。
- in
- out
- on
- off
- down等
- ただし、熟語のときに代名詞が中に入れる場合と入れない場合があります。
- 副詞として使われている場合(代名詞が中に入れる場合)
-
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John got |
on |
the jacket. |
→ |
John got |
the jacket |
on. |
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ジョンがそのジャケットを着た。 |
- すなわち、ジョンがジャケットに乗ったのではなく、ジャケットが「オン」の状態になっているというように、ジャケットの状態を説明しているわけです。
- 前置詞として使われている場合(代名詞が中に入れない場合)
-
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John got |
on |
the bus. |
→ |
変えられません。 |
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ジョンがバスに乗った。 |
- すなわち、「オン」しているのはジョンです。"on" はジョンとバスの関係を説明しています。「オン」の目的語としてバスがきているので、"on" + "bus" という順序は変えられません。
- "John got the bus on." というと、バスをどこかに「オン」したことになってしまいます。
- また、意味が変わってしまう場合もあります。歌の題名で "Get over it." というのがありますが、これは "Get it over." にはなりません。
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- "overcome" の意味で、"over" は命令文の主語と "it" の関係を表しています。
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- "it" を "over" の状態にしろという意味になります。
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